セカンドハウスローンの特徴と住宅ローン控除の扱いについて
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セカンドハウスとは第2の住まいの事を指して、月に1回以上定期的に居住する場として利用する家の事を指します。
賃貸でも短期間借り入れが出来る所も存在していますが、セカンドハウスの場合は自己所有と言う事になります。
そのため、賃貸は短期の利用であれば毎回利用する時にその使用料を払う事になりますが、セカンドハウスの場合は自分で購入して手に入れる事になります。
そこで利用するのがセカンドハウスローンです。
セカンドハウスローンとは
セカンドハウスローンとはセカンドハウスを購入する時に利用する事が出来るローンの事を言います。
ポイントとしては定期的に居住する場所を入手する為に利用する事が出来るローンとなっています。
このセカンドハウスローンにはどのような特徴があって、どのようなメリットがあるのかわかりやすく解説しています。
セカンドハウスローンの特徴
このセカンドハウスローンは土地だけの購入時に利用する事は出来ません。
土地と住宅のセットになっている時に利用する事が出来る物です。
これが大きな特徴です。
従って住宅ローンではない為、住宅ローン控除を利用する事は出来ません。
セカンドハウスローンの金利と税制面での扱いなど
また利用する金融機関によっても適用される金利が違い、中には通常の住宅ローンに比べると3%程度高金利となっている所もある為、セカンドハウスローンを利用する時は各金融機関の扱うローンを比較検討してから選ぶ事になります。
ただまったく税制面での優遇措置が無いという訳ではなく、実際には税制面での優遇措置を受ける事も可能です。
その一つが固定資産税の減額です。
また、都市計画税の減額措置等もあります。
ただこれらの優遇措置を受ける為にはセカンドハウスとして認められなければいけません。
セカンドハウスローンの審査を受けるなら知っておきたいこと
ライフスタイルが多様化している現状の中、最近増えているのが、セカンドハウスいわゆる2つ目の住居を購入する方です。
単身赴任に必要だったり、いわゆる別荘を購入したりとその目的はさまざまです。
しかしその購入には、ほとんどの場合数千万円といった費用がかかります。
そこで利用したいのが、セカンドハウスローンなのです。
セカンドハウスローンの特徴について
セカンドハウスローンは、2件目の住居を購入する際に適用されるローンのことで、比較的高額なお金を借り入れられるという特徴があります。
ですから2件目の家を諦めることなく、暮らしに余裕が生まれます。
セカンドハウスローンの審査の注意点
しかし、セカンドハウスローンの審査を受けるなら知っておきたい事があります。
一つ目が住宅ローンとは違い控除は受けられず、金利も住宅ローンよりは高い傾向にあるという事です。
ですから、1軒目の住宅を購入する場合より負担は大きくなります。
セカンドハウスローンの審査を受ける際に知っておきたい2つ目の点として、基本的に投資用物件の購入には利用できない事があります。
その理由としては、契約者やその家族が生活する住宅ではないため趣旨からはずれるからです。
そしてセカンドハウスローンの審査は、住宅ローンよりも厳しい傾向にあります。
金融機関にもよりますが審査に時間がかかったり、場合によっては借り入れ金額の調整が行われたりします。
それはセカンドハウスローンの申込み年齢が一般的に高いため、他のローンの借り入れ状況なども加味し完済できるかをきちんと審査するためといえます。
セカンドハウスローンは多くの金融機関で取り扱いがありますから、ネットで情報をチェックし、自分にとって条件のよいところを時間をかけて探しましょう。
セカンドハウスローンとフラット35の金利の比較
セカンドハウスを購入する際に利用できるローンの1つにセカンドハウスローンがあります。
お金の利用目的がセカンドハウスの購入に限定されているため、フリーローンと比べると金利はかなり低く、3~4%程度のものが多いです。
これは通常の住宅ローンと比べると高いのですが、住宅ローンはセカンドハウスについては適用対象外なので利用できません。
しかし、セカンドハウスローンを使わなければならないということはありません。
セカンドハウスに利用出来るフラット35
ここで利用を検討できるものにフラット35があります。
これは通常の住宅ローンと同じようなものですが、固定金利であることが特徴で、セカンドハウスにも適用できます。
金利は1%前後のものが多く、返済期間が長期になることを考慮すると、セカンドハウスローンを利用するよりもかなりお得と言えるでしょう。
もちろん、このローンは1件目の居住用住宅を購入するときにも利用できます。
フラット35の審査について
審査の面ではセカンドハウスローンもフラット35も大きな違いはありません。
いずれにしても2件目の住宅となればそれだけ負担が増え、貸し倒れが起きるリスクが高くなるため、返済能力などの確認が厳しくなります。
他のローンを組んでいると落ちることもあります。
もし1件目の住宅ローンがまだ残っているのであれば、セカンドハウスと合わせてフラット35に借り換えても良いでしょう。
なお、セカンドハウスローンはフラット35の普及により、提供している銀行も多くありません。
特に有利になる特徴があるわけでもないので、わざわざ探してまで利用するメリットはありません。
三菱東京UFJ銀行のセカンドハウスローンの体験談
ローンには、住宅ローンや自動車ローンのように資産の購入のための借入、教育資金や結婚資金のような使途が決められている借入と、カードローンのように限度額の範囲内で、使途の制限なく繰り返し利用できるものがあります。
ローンの限度額や金利など、借入の条件は、借り手の信用力と、その対極にある貸し手の回収リスクで決まるため、年収が多く、返済可能額が多いと見こまれる場合や、担保となる資産があって、万一滞納しても回収のリスクが低い借り入れは低金利や長期間、高額の借り入れが可能です。
不動産を担保にするローンの代表例は住宅ローンですが、住宅ローンは自分で住むための住宅にしか利用することができません。
低金利時代の資産運用として、注目が高まっている不動産投資をしたときの資金調達の体験談です。
自分で住むためのマンションではなく、人に貸すためのマンションを買うためのローンを三菱東京UFJ銀行に相談したところ、初めてのローンなのにセカンドハウスローンという商品で借りることになりました。
セカンドハウスローンは、自宅以外の不動産購入資金のローンで、投資のほかに、別荘や親族居住のための不動産購入にもこれを使うという説明がありました。
返済期間は最長35年、借入限度額1億円以内と、住宅ローンと基本スタイルは変わりませんが、当然住宅ローン控除の適用は受けられません。
住宅ローン控除は、税金の法律なので仕方がありませんが、それ以外は住宅ローンを借りるときと、必要な費用(抵当権設定費用、融資手数料など)はほぼ同じで、金利も店頭住宅金利で借りることができました。