不妊治療ローンにはどんな特徴がありますか
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不妊治療ローンとは、どのような性格を持つ金融商品なのでしょうか?
ここでは、目的別ローンのひとつ、不妊治療ローンの特徴やメリットなどを、わかりやすく解説しています。
目的別ローンのひとつ、不妊治療ローンの特徴とは
銀行のカードローンや貸金業者のキャッシングサービスは、一般的には借りたお金の用途については決められてはおらず、どのようなことに使用しても構いません。
しかし、中には用途があらかじめ決められているタイプのローンもあります。
例えば、それらは住宅ローンやカーローン、不妊治療ローンなどが挙げられます。
この不妊治療ローンの特徴について、わかり易く解説していきましょう。
不妊治療ローンの特徴
不妊治療ローンとは、不妊治療の際の検査費用や治療費用、妊娠・出産のための費用に充てることを目的としているという特徴があります。
他のキャッシングサービスやカードローンとの違いとして、不妊治療に関する診断書の複写が必要となることが多いということが挙げられます。
なお、一般的なローンに比べて、金利が安く設定されているということも特徴の一つということが出来ます。
不妊治療ローンを検討すべき理由とは
不妊治療は治療開始から妊娠をするまでの期間は一人ひとり異なります。
そのため、精神的にも金銭的にも大きな負担を感じることが多いと言えます。
不妊治療は、どこまで行うのかと言うことや、やめ時を決めるということが難しく、費用についても、どの程度必要となるのか分からないということもあります。
お金を借りるということに対して抵抗を感じるという人もいるかもしれませんが、金銭的な問題で治療を断念するということにならないようにするためにも、ローンを利用するということを検討しても良いのかもしれません。
ただし、借りたお金は返さなくてはなりませんので、利用は計画的に行うようにしましょう。
不妊治療ローンの審査等について
不妊治療は保険適応外であるため、自費で治療を受けなければいけません。
そのためほとんどの場合かなり高額な医療費を支払わなければならなくなります。
そのような時に力になるのが不妊治療ローンです。
不妊治療ローンを利用すると医療費を金融機関が一旦立替え払いをする事になるので、金銭的にかなりの援助になります。
不妊治療ローンの審査を通るには
不妊治療ローンを利用する場合には、通常のローンと同様に申し込みをして審査を受ける必要があります。
金融機関によっては申し込みの時に産婦人科医師が作成した診断書が必要となる場合もあるので、注意が必要です。
産婦人科で不妊治療を受ける本人または配偶者に安定した収入があることも大切な条件となります。
過去に他のカードローンやクレジットカードで遅延や延滞を繰り返していた場合には門前払いとなる場合があるので、遅延や延滞を繰り返していた場合には信用情報を確認しておいたほうが良いです。
こちらのローンの使い道ですが、不妊治療のために産婦人科に支払うお金はとしてだけでなく、産婦人科通院に伴う移動費や宿泊費が必要となる場合は、その宿泊費としても利用できます。
ローンを契約したのち注意しておく事があります。最初に支払いに関する約束を金融機関と行いますが、そちらの約束を必ず守る必要があります。
万が一約束を守れなかった場合には金融機関によっては契約が即強制解約となり、一括返済をかなり強く迫られる場合があるので注意が必要となります。
不妊治療ローンは金利を含めて高齢出産より安くなる?
電化製品や洋服など、欲しいものがあったら、お金を貯めてから買うというのが一般的です。
少額でもローンを組む人もいますが、堅実な人はお金があるときに買うのが当たり前です。
これが不妊治療で利用できる不妊治療ローンではどうなるのか、その問題について見ていきましょう。
不妊治療を取り巻く問題
しかし、そうは言っていられないのが不妊治療です。
妊娠できる期間は個人差もありますが40歳くらいまでですし、また35歳を超えると高齢出産となるためリスクがあります。
高齢出産となると流産の危険が高まったり、早産の可能性が高くなったりします。
また、若いほど妊娠しやすく成功率が高いため、早めに取り組む必要があります。
お金が貯まるまでといった悠長なことは言っていられません。
また、不妊治療はかなりの出費を覚悟する必要があります。
人工授精なら2万円程度ですが、それで成功しない場合は体外受精となり1回あたり数十万円かかります。
なかなか成功しない場合はさらに高度が治療が必要となり総額で100万円を超えることもあります。
最近は自治体が補助を出している場合もありますが、それでも大きな負担を強いられます。
不妊治療の費用の問題を解決する不妊治療ローン
お金はないけどどうしても子供が欲しいという人におすすめなのが不妊治療ローンです。
高額な不妊治療に関する費用を借りることができます。
金利はもちろんかかります。
しかし、お金が貯まるまで待っていることで、高齢出産となってしまうと大変です。
高齢出産で思わぬ出費が嵩むことがありますので、それよりも不妊治療ローンを利用して金利を払ったほうが安い場合もありえるのです。
不妊治療は思い立った時が始め時です。
お金が足りないという場合は不妊治療ローンをおすすめします。
不妊治療ローンを利用した際の体験談
私が結婚をしたのは、35歳を過ぎてからでした。高齢での出産には様々なリスクが伴うことを知っていたので、子供は諦めていましたが、夫の願いもあり、1年間だけ不妊治療を行うことに決めました。
しかし、不妊治療は補助金が用意されている自治体もありますが、受け取ることが出来る金額はそれほど多くはありません。
そこで、私が利用したのは不妊治療ローンというもので、不妊治療に使用することを目的として利用するローンの事を指します。
一般的なカードローンに比べて、融資限度額はそれほど多くはありませんが、金利が低く抑えられているため、利用しやすいと感じました。
実際に利用したことのある人の体験談を確認しながら、申し込みをし、無事、融資を受けることが出来ました。
不妊治療にはいくつかの方法があり、選択した治療法によって費用も大きく異なります。私の場合は、時間もそれほど多くはありませんでしたので、体外受精という方法を選択しました。
その結果、3度目の治療で無事、子供を授かることが出来ました。
ローンの返済に関しては、治療回数が少なかったこともあり、思っていたよりも早く完済することが出来ました。お金を借りるということに対して抵抗はありましたが、利用して良かったと思っています。
一度は諦めた子供との生活は、大変なことも多々ありますが、充実した日々を過ごすことが出来ています。妊娠を望むのであれば、出来るだけ早く治療を受けることをおすすめします。