葬儀ローンの特徴とメリット・デメリットについて

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家族の誰かが亡くなると、とても精神的にショックを感じるものですが、その前に葬儀をあげなければいけないという問題が立ちはだかります。
その葬儀の資金を目的とした葬儀ローンがどんな特徴やメリットがあるのか、わかりやすく解説しています。

葬儀ローンの特徴について

人が亡くなると、葬儀には多額のお金がかかります。

 

家族葬なら数十万、一般葬なら数百万とプランによって幅はあるものの、急な出費であることに変わりはありません。

 

自分の死後のために家族にまとまったお金を遺しておく人もいますが、まだ若くして貯蓄の少ないまま亡くなった場合や、親類が少なくお金が集まらない場合など頭を抱える人もいるでしょう。

 

いろいろな葬儀ローンとその特徴とは

ここでご紹介したいのが、葬儀ローンというサービスです。
葬儀ローンとはその名の通り葬儀用に組むローンのことです。

 

葬儀ローンを提供するのは葬祭会社、銀行、労働金庫・信用金庫です。

 

それぞれの葬儀ローンの特徴

それぞれの特徴をご説明します。

 

葬儀会社の葬儀ローン
葬祭会社では多くの場合、大手クレジットカード会社と提携したローンを提供しています。

金利の相場は8~18%でやや高めですが、最短2~3時間、遅くても2日以内に融資され、審査の難易度も銀行などと比べて低めなので、すぐに融資を受けたい場合はお勧めです。

 

銀行の葬儀ローン
銀行では主に「フリーローン」「多目的ローン」という名称で呼ばれます。

金利は4~14.5%で葬儀会社よりもやや低く、最短2~3日、遅くても1週間以内に融資されます。

 

メガバンクだけでなく地方銀行でも取り扱っているところがありますが、メガバンクよりも審査が厳しくなります。

 

労金・信金の葬儀ローン
労金・信金でも「フリーローン」「個人ローン」の名称になっているところがあります。

金利は労金では2~9%、信金では5~10%と最も低いですが、融資には最大10日ほどかかってしまいます。

 

審査が厳しく時間もかかりますが、低金利を希望する場合はお勧めです。

 

いつ何が起こるかわからないからこそ、事前に葬儀ローンのサービスを調べて、利用を検討しておくことが大切です。

葬儀ローンを組む場合には審査が必要となります

葬儀ローンの審査

身内が亡くなったら葬式をあげなければなりませんが、そのためにかかる費用は高額なものとなる場合があります。

 

そのため、中には葬式にかかる費用を予め貯めている人もいます。

 

その費用を予め貯めているのであればそれほど問題はないのですが、葬儀費用のためにお金を貯めている人はそれほど沢山いる訳ではないです。

 

また生活するのに精一杯で貯金がない人も多いために満足に葬式を挙げられないと言う人もいますが、それでは亡くなった人は気の毒です。

 

葬儀ローンの審査について

そこで最近では葬儀ローンを組んで融資を受けてそのお金で葬式を挙げる人が増えていますが、その場合には審査が必要となるので注意する必要があります。

 

ただどこでお金を借りるにしても審査を通らなければ融資を受けることは出来ないので、このことは葬儀ローンだけに限ったことではないです。

 

また中には葬儀を挙げるために消費者金融からお金を借りる人が増えているのですが、その金利は葬儀ローンに比べて高い場合が殆どです。

 

確かに最近の消費者金融はインターネットで気軽に申し込むことが出来て、直ぐにカードローンを発行してもらうことが出来るのでとても便利です。

 

そのおかげで助かっている人も沢山いますが、葬式を挙げる場合にこういった消費者金融からお金を借りた方が良いのか葬儀ローンを利用した方が良いのかと言う迷いがあります。

 

この答えは、金利の面から考えたら後者になります。
ただ何れにしても金利はある程度かかってしまうので、葬儀ローンを組む場合にはその点をよく考える必要があります。

金利がかかっても葬儀ローンを使って早く葬儀を挙げる

葬儀ローンで葬儀をあげる

葬儀は先延ばしにできない儀式の一つですであり、多額の出費を伴うものです。

 

故人の遺体を何日も保存しておくことはできませんし、早く葬儀を挙げて故人を弔ってあげなければいけません。

 

しかし、その時に問題となるのが費用です。

 

この葬儀費用に係る問題についてもいろいろな状況がありますので、これから見ていきましょう。

 


葬儀の際の費用の問題

数十万、数百万といったお金がかかってしまい、そんな大金を一度に用意できないという人は少なくありません。

 

故人の預金を利用するとしても、亡くなった直後は実は預金を凍結されてしまうことになっています。
そのため、故人の預金は引き出すことができないため、資金とすることは出来ないのです。

 

そういうときに利用したいのが葬儀ローンです。

 

葬儀ローンの比較のポイント

葬儀会社で用意している場合もありますし、銀行や労金などを利用する方法もあります。

 

一般的に葬儀会社のものは来店する必要がないなど便利な点がありますが、金利が高めになっていることが多いです。
銀行などは金利が安めに設定されている分、葬儀の準備で忙しい最中に来店する必要があったり、審査に時間がかかるなどのデメリットもあります。

 

もし利用をしなければいけないことになったら、よく比較して利用する必要があります。
また、あれもこれもとたくさんのオプションを付けるのではなく、故人に見合った葬儀を挙げるようにしましょう。

 

葬儀や火葬はすぐに行う必要がありますが、墓石や仏具の購入は後回しにすることができますので、特にこだわりがなければ必要な分だけを借りるとよいでしょう。

 

そして、故人の預金を下ろすことができるようになったら、すぐに返済をすることで金利を安くすることができます。

葬儀ローンを組んだ時の体験談

先日私の父が亡くなったので葬式を挙げることにしたのですが、私達家族はその方法を知らないので葬儀会社に相談をすることにしました。

 

私の父は定年退職後も仕事を続けていたので、職場の人達が沢山葬儀に来てくれると思い、出来るだけ大きな斎場で葬式を行いたいと思っていました。

 

そこで葬儀会社の人にそのことを伝えたところ、葬儀には色々なプランがあることを教えてもらえたのですが、どれも予想以上に高額でびっくりしました。

 

しかしみっともない葬式を行ったら父に申し訳がないと思い、金銭的にきつかったのですが、かなり大きな斎場で葬式を挙げることにしました。

 

ただそのための費用を捻出するのはとても厳しかったので、何か良い方法はないかインターネットで調べたところ、葬儀ローンと言うものがあることを知りました。

 

私は消費者金融からお金を借りることも考えていたのですが、葬儀ローンの方が金利が低かったのでこの方が良いと考えました。

 

またある人のブログに葬儀ローンを利用した時の体験談が載っていて、金利が低かったので返済するのが比較的楽だったので良かったと書かれていました。

 

このようなブログも私に大きな影響を与えたのですが、私は何とか葬儀ローンを組めないか金融機関に相談したところ大丈夫だと言われたのでホッとしました。

 

おかげで直ぐにお金を借りることが出来たので父の葬儀費用を捻出することが出来てホッとしたのですが、その後葬儀ローンを完済するのに少し苦労しました。

 

ただ葬儀ローンを組めたおかげで父の葬儀を盛大に行うことが出来たと思っているので、これで良かったと納得しています。